矯正er/DTMer
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矯正日記を書いている犬好きのDTMer。27歳の時に歯列矯正を開始し、ワクワクが止まらない自分へと進化中。 そんな日々のインスピレーションから生まれてくる僕の音楽もぜひ聴いてください。心揺さぶる作品と日常を、愛犬と大切な人たちへ。 BUMP OF CHICKENは人生のBGM。
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【ぼくがおすすめする矯正歯科の選び方】普通の歯医者さんの先生でも矯正治療って出来るの?

矯正歯科は臨床指導医が常駐している医院へ!

お久しぶりですisoです。

矯正歯科選びの結論です。臨床指導医の先生がいる歯列矯正専門の医院がいいと思います。
どうしてそう思ったのか。今日はそのことについて話していこうと思います。
コメントや質問もお待ちしていますよろしくお願いします。

一般歯科と矯正歯科の違いは?

一般歯科
一般歯科は、虫歯や歯周病の治療、歯のクリーニング、詰め物・被せ物など、歯の健康を維持し、問題を予防・治療するための診療を行います。日常的な歯のトラブルの対応が中心で、歯の機能や健康を守ることが目的です。

矯正歯科
矯正歯科は、歯並びや噛み合わせを改善するための治療を専門としています。ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)を使い、長期間かけて歯を適切な位置に移動させることで見た目だけでなく咀嚼や発音の改善にもつながります。

ざっくりまとめると、一般歯科は歯の病気を治療するのが主な目的、矯正歯科は歯並びを整えるのが目的という違いがあります。

ここで疑問に思ったのですが、一般歯科医院にも矯正治療出来るとこあるよね?

こういう虫歯も矯正も直しますみたいな

一般歯科の先生でも矯正治療って出来るの?

実は一般歯科の先生でも矯正治療を行うことは可能なんです!

それでは一般歯科、矯正歯科、それぞれの歯科で矯正治療を受けるメリットを比較してみましょう。

一般歯科で歯列矯正するメリット

通いやすい:かかりつけの歯科で矯正を受けられるため診療のたびに別の歯科に行く必要がない。
総合的な歯科治療が可能:虫歯や歯周病の管理も同じ歯科で行えるので治療を一貫して進められる。
軽度の矯正が可能:比較的軽い症例(前歯の位置調整など)なら一般歯科でも十分対応可能。
費用が比較的抑えられる場合も:専門矯正歯科よりも治療費が安くなることがある。

・矯正歯科で歯列矯正するメリット

専門的な治療:矯正歯科医は歯列矯正の専門教育を受けているため、より高度で適切な治療を受けられる。
複雑な症例に対応:骨格の問題を含む難しい矯正治療にも対応可能。
最新の矯正技術の選択肢:ワイヤー矯正、インビザライン、外科的矯正など、幅広い治療方法を提案できる。
長期的な治療計画:矯正期間の管理や、治療後のフォローアップが充実。

比較すると一般歯科での矯正治療もメリットがあって良さそうに思えてきますね。
ですが…

歯列矯正は矯正歯科専門の医院で治療したほうがいい理由

一般歯科の先生も矯正治療を行える理由は、歯科医師としての基礎知識と技術があるため軽度な歯並びの矯正(前歯の軽い調整など)は、一般歯科でも対応可能なんだとか。

それじゃ矯正歯科の先生は虫歯などの一般治療はできないのかというと、
そういうわけではなく一般歯科医としての資格を持ちつつ、さらに矯正治療に関する専門的な教育・研修を受けて資格を取得します。日本では、特定の学会(例: 日本矯正歯科学会)による認定資格を持つことで専門的な矯正治療を行うことができるそうです。

つまり矯正歯科の先生は虫歯も治せる歯列矯正のスペシャリストということ。
安心感もあるし通いやすいかかりつけの歯医者さんで治療したい気持ちも分かりますが、費用も時間もめちゃくちゃかかるし絶対に失敗したくない矯正治療を一般歯科の片手間でやっている歯医者さんに任せてもいいのでしょうか。

確かに矯正中に虫歯になったらほかの病院に行かずに治療すことはできますが、そもそも矯正治療中は死んでも虫歯を患ってはいけません

なぜかというと矯正治療期間中に虫歯になると矯正治療をストップし、むし歯が治るまで再開することができなくなります。
そして矯正していない期間があるとどんどん歯並びが元に戻ってしまうという最悪な事態になるから。

つまり「虫歯を治せるから」という考えはあってはならないんですね。

そして通いやすさについてですが矯正治療中の通院は約5週間から2か月に一度ほどでメンテナンスしにたまに行く程度なので少し遠くても歯列矯正専門の歯科医院をお勧めします。

矯正歯科の選び方

冒頭にも書きましたが、臨床指導医の先生がいる歯列矯正専門の医院へ行きましょう。

矯正専門の歯科医には認定医専門医臨床指導医の3つの称号があります。

認定医:日本矯正歯科学会が認定する資格で、矯正治療の基礎的な技術と知識を持つ歯科医師に与えられます。
専門医:認定医よりも高度な診断・治療技術を持ち、矯正治療の専門性が高い歯科医師に与えられます。
臨床指導医:矯正歯科の診療・教育・研究において指導的な役割を果たす歯科医師に与えられる資格です。専門医の資格を持ち、さらに長年の経験と学術活動の実績が求められます。

臨床指導医は、矯正治療の技術向上を目的とした指導的な立場にあるため、矯正歯科医の育成にも関わる重要な役割を担っています。

日本矯正歯科学会の公式サイトより

日本の歯科医師数は、約105,267人おり(2022年時点)矯正歯科の臨床指導医は約300人程度なので、割合は約0.29%。

つまり臨床指導医は矯正歯科界でのレアキャラ。トップオブトップ。矯正治療を任せるにはこの人たちしかいません。少しでも治療ミスという不安を減らしましょう。

そんなレア先生は近くにいないし通えないよという人は最低でも専門医の称号を持つ先生がいる医院を選びましょう。

矯正歯科の決め方

矯正歯科の決め方は先ほど話した通り、できれば臨床指導医、最低でも専門医がいる医院のカウンセリングに行けるところは全部行ってそのなかで一番話しやすくてコミュニケーションが取れる先生がいるところを選びましょう。

矯正歯科を選ぶ際に先生とのコミュニケーションがしっかり取れることはとても重要なポイントです!矯正治療は長期間にわたるため、先生と信頼関係を築き、安心して治療を進めることが大切です。以下の点をチェックすると、コミュニケーションが取りやすい歯科を見つけやすくなりますよ。

治療費やローンの年利は医院によってほとんど変わらないかと思うのでそこはあまり気にしなくてOKです!確認したほうがいいとすれば、通院のたびに治療費は別でかかるのか、全体の矯正治療代に含まれているのか。あとは装置が破損した場合や、急遽診察が必要になった場合のことも確認しておくと安心ですね!

矯正歯科選びのポイント

カウンセリングが丁寧:質問にしっかり答えてくれるか、治療の選択肢を詳しく説明してくれるか。
先生が親身になってくれる:患者の希望や悩みに寄り添ってくれるか。
LINEやメール相談が可能:診療外でも質問できるシステムがあると安心。
症例写真や治療計画をしっかり見せてくれる:どんな治療になるのか、イメージを持ちやすい。
患者の口コミが良い:実際に通っている人の評価をチェックしてみる。

特に、最初のカウンセリング時に「話しやすい」「納得できる説明がある」と感じるかどうかが重要ですね!

カウンセリングは無料のところが多いですが、有料のところもあります。有料カウンセリングは3,000円~5,000円程度が多いと思いますが行ってみる価値はあります。細かく検査してもらえるので詳細な治療方針が聞けたり、先生にしっかり質問出来たりと悪いことはありません。

有料カウンセリングで手を抜くような医院は候補から外してしまっていいでしょう。

もう一つ医院を選ぶテクニックとしては、いくつかカウンセリングを受けると期間や抜歯の有無などある程度同じことを言われるので自分の治療方針が判ってくると思います。

その中で明らかに他と違ってかなり治療期間を短く提示してきたとこ、「うちなら抜歯しなくても大丈夫」など言われたら注意が必要です。

まあ臨床指導医や専門医がいる医院でそんなこといわれることはほぼ無いと思いますが…情報はあればあるだけいいですからね!

ちなみにカウンセリングの受け方ですが、とくに難しいことはありません。電話してカウンセリングを受けたいことを伝えて予約しましょう。

当日は口の中の写真を撮っておおよその治療方針を教えてもらえる感じで、30分くらいで終わります。有料のところだとレントゲン撮ったりするので一時間ほどですね。準備も特に無かったです。当たり前ですが歯はしっかり磨いて行きましょう!

矯正歯科の選び方まとめ

・臨床指導医の先生がいる歯列矯正専門の医院を選ぶ

・カウンセリングは行けるとこは全部行く

・しっかりコミュニケーションが取れる先生を選ぶ

以上がぼくが実際に経験して感じた失敗しない矯正歯科の選び方です。少しでも参考になればうれしいです。

ではまた。

カシア矯正日記】一般男性が27歳から始めた歯列矯正のあしあと。